いろんな働き方がある
就労支援には、いろんな働き方があります。
通所が向いている人。
在宅ワークと通所を併用する人。
在宅ワークだけでいい人。
どれも、その人に合った形です。
通所のメリット:表情や体調が見える
支援者としては、できれば来てくれたら嬉しいなと思います。
なぜなら、表情や体調の変化が見えるから。
「あれ、今日は少し疲れてるかな?」
「最近、表情が明るくなったな」
そういう小さな変化に気づけるのが、通所の良さです。
在宅ワークの難しさ
在宅ワークの人も、月1回は訪問しています。
でも、その期間、顔が見えなかったり声が聞けなかったりすると、体調を把握しにくいんです。
「元気にしてるかな」
「何か困ってないかな」
心配になることもあります。
もちろん、在宅でOK
もちろん、移動が疲れる人。
人がいる空間が苦手な人。
そういう人は、在宅でOKです。
無理に来てほしいわけじゃありません。
あなたが働きやすい環境が一番大事です。
わたし自身も、家にいたいタイプ
実は、わたし自身、可能な限り家にいたいタイプです。
できれば外に出かけたくない。
人と話さなくても、家で一人で楽しめる。
だから、在宅の方が自分に合っているという人の気持ちは、よくわかります。
本当に、わかるんです。
でも、人と話すことで
でも、人と話すことで、心のおもりが軽くなることもあります。
一人で抱えていた悩みが、話すだけで少し楽になる。
「そうか、自分だけじゃないんだ」
そう思えることもあります。
実際に会うことの価値
それに、実際に会って話した方が、誤解がないこともあります。
メールやチャットだと、どうしてもニュアンスが伝わりにくい。
「あれ、怒ってる?」
そんな誤解が、顔を見れば一瞬で解けることもあります。
表情や声のトーン、空気感。
そういうものが、コミュニケーションを円滑にしてくれます。
可能なら、時々
だから、もし可能なら。
時々、顔を見せてほしいなと思います。
可能なら、少し会話したいなと思います。
無理にとは言いません。
あなたのペースで、あなたのタイミングで。
月1回でも、10分でも
月1回でもいい。
10分だけでもいい。
「元気にしてますよ」って顔を見せてもらえるだけで、私たちは安心できます。
そして、あなたの頑張りを、直接感じられます。
通所と在宅、どちらも正解
通所が向いている人もいれば、在宅が向いている人もいる。
併用する人もいる。
どれも正解です。
大事なのは、あなたが続けられる形であること。
選択肢があるということ
就労支援のいいところは、選択肢があることです。
「今日は通所しよう」
「今週は在宅でいこう」
そうやって、自分で選べる。
それが、あなたの働きやすさにつながります。
わたしからのお願い
だから、基本は在宅でもいいんです。
でも、もしよかったら、時々通所してくださいね。
あなたの顔が見たい。
あなたの声が聞きたい。
あなたが元気にしているか、確かめたい。
それが、わたしたちの正直な気持ちです。
最後に
在宅でも通所でも、あなたが選んだ働き方を尊重します。
でも、時々でいいから、会いに来てくれたら嬉しいです。
あなたのペースで、あなたのタイミングで。
いつでも、待っています。
※就労支援の現場で働く支援者の視点から書いています。在宅ワークと通所、どちらも大切にしながら、時々会うことの意味を伝えたくて。

  
  
  
  
