利用者さんの言葉から気づいたこと
先日、利用者さんから相談を受けた時、ハッとさせられました。
「頑張る理由がわからなくなった」
その言葉を聞いた瞬間、「それ、わかる…!」と心の中で叫んでいました。
「誰かのため」に頑張れる人の苦しみ
私自身もそうなのですが、自分のためにはなかなか頑張れないけれど、誰かのため、何かのためなら力が湧いてくる。そんな性格の人がいます。
この性格、実は大きな強みだと思っています。
人や組織のために尽くせる。期待に応えようと努力できる。困っている人を放っておけない。
でも同時に、この性格だからこその苦しさもあります。
役割を失った時の喪失感
一生懸命役割を果たそうと頑張ってきたのに、ある日突然「もう他の人に頼んだから、あなたはしなくていいよ」と言われる。
頭では「負担が減ってよかった」と思おうとするのに、心は全く別の反応を示します。
自分の存在価値を否定されたような気持ち
それは、「誰かのため」「何かのため」に頑張る人にとって、ただ仕事を減らされたという話ではないんです。自分の居場所、存在意義そのものを失ったように感じてしまう。
だからガクッと落ちてしまう。メンタルを崩してしまう。やる気が出なくなってしまう。
頑張る人こそ、評価されてほしい
支援の現場で働いていて強く思うことがあります。
頑張っている人、一生懸命な人が、きちんと評価される時が来てほしい。
「当たり前」として扱われるのではなく、その努力や貢献が見えるかたちで認められる。そんな環境が増えていってほしいと願っています。
辛くなった人に寄り添える指導員でありたい
今回の利用者さんとのやりとりを通じて、改めて思いました。
私は、辛くなった人に寄り添える、共感力の高い指導員でありたい。
「わかるよ」と言える人でありたい。
なぜなら、私自身も同じように悩み、苦しんできたから。
「誰かのため」に頑張れる人の強さも、その裏にある脆さも、両方知っているから。
最後に
もしあなたが今、目標を見失って苦しんでいるとしたら。
それは、あなたが一生懸命に生きてきた証拠です。
誰かのために頑張れるあなたの優しさは、間違いなく強みです。
そして、その強みを活かせる新しい場所、新しい役割は必ずあります。
焦らず、ゆっくりと、自分のペースで探していきましょう。
このブログは、就労支援の現場で働く社労士受験生の実体験と気づきをお届けしています。


