母子分離って、みんながぶつかる壁
母子分離って、障がいがあってもなくても、年齢が小さくても大きくなっても、親子なら誰もが経験する大切なテーマだと思います。
私たち親は、子どもが失敗しないようにとつい先回りしてしまいますよね。
「こうしたらいいよ」「こうしなさい」とたくさんアドバイスしたくなるし、良い人生を歩んでほしいって願うからこそ、つい口を出しちゃうんですよね。
悪循環にハマることもある
でも、その結果、子どもは「自分で決めるのは怖い」「お母さんに聞かなきゃわからない」と感じてしまうことも多いです。
私もついこんな声かけをしてしまいます。
「私が言った通りにやれば失敗しなかったでしょ?」って。
そう言われると、子どもはますます「失敗したくない」「間違いたくない」と思って、何でも確認したくなってしまう。
そんな悪循環、きっと多くの親子が経験しているのではないでしょうか。
ほどよい距離感で見守るってむずかしい
でも、だからと言って子どもをほったらかしにしていいわけではないですよね。
親としては、心配だし守ってあげたい気持ちでいっぱいです。
だからこそ、「ほどよい距離感」を見つけるのが本当にむずかしいなと感じます。
私も、小学1年生の時から子どもの読書感想文や標語を手伝いすぎてしまいました。
何度か賞をもらってしまったことがあって、嬉しい反面、子どもは「自分の文章で勝負するのが怖い」と言い、毎回私に添削を頼むようになってしまいました。
小さな失敗も大切な成長のチャンス
今では、少しずつ子どもに任せてみて、失敗したときは一緒に「どう感じた?」「次はどうしたい?」と話す時間を作るようにしています。
失敗も悪いことじゃないんだよ、と伝えるのは簡単じゃないけれど、
共感しながら寄り添うことが、子どもの自信や成長につながるんだなと実感しています。
まとめ
母子分離は親子の「距離感」の問題。
親も子も、完璧じゃなくていい。
お互いにちょっとずつ距離を取りながら、歩み寄りながら、安心していられる関係をつくっていけたらいいですね。
もし同じような悩みを抱えている方がいたら、ひとりじゃないですよ。
一緒に少しずつ考えていけたら嬉しいです。